2022年も半分が過ぎましたが、株式市場では波乱万丈の半年間だったと言ってよいでしょう。高騰するインフレ、金利上昇、景気後退懸念が重なり、投資家は怖気づき、株式市場から何兆円もの流動性が流出する結果となりました。
本稿執筆時点で、ハイテク企業は今年これまでで最大の敗者となり、ネットフリックス、メタ、アマゾンといった大企業はそれぞれ70%、51%、30%の損失を出し、パンデミックによってもたらされた利益をすべて一掃してしまったのです
決算シーズンは、強気派が主導権を取り戻すきっかけになるのか、それとも弱気派がマーケットへの支配力を強めるきっかけになるのか?時間のみがわかるということです。しかし、この決算シーズンはボラティリティが高く、それに伴い取引の機会も増えることは間違いないでしょう。
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